ミニマムエッセイ

眠っていた乙女心

どうも。

独身アラサーのエセミニマリスト・よりこです。

 

ミニマリズムとは、無駄を省き、空白を有意義に過ごすことだと理解しています。

私は「エセ」というだけあって、中途半端にミニマリズムを実践しています。

そう、中途半端でいいんです。

それだったらシンプルライフでもよくね?

というお声も聞こえてきそうですが、それとはまた違います(あくまでも自分軸)

 

無駄を省いたら、空白ができるのは紛れもない事実です。

私は約2年間ミニマルライフを試行錯誤してきました。

その中で物質的にモノを減らすことで、空間にゆとりができる恩恵を味わってきました。それが心のゆとりにつながることも感じています。

最近はその物質的な空白が、ちょっとずつ蓄積され
精神的に(日常的に)ゆとりが生まれているような気がします。

 

これは修行僧のような「無の境地」とかいう大袈裟なモノでなくて

「素直」になったというのが一番近い表現だと思います。

 

 

これを聞くと以前の私が随分ひねくれていることが分かってしまうのですが 

 

”カフェでキャラメルマキアートを頼むのを拒んでしまう”

女子の武器を最大限に増幅する飲み物を人前で注文するなんて私にはできない…

 

”フリルもしくはパステルカラーのポーチを持ち歩けない”

アラサーにもなって、カワイイを意識した小物を持つなんてハードルが高すぎる…

 

まぁ一言で言えば、こじらせてたわけです。

卑屈、自虐、うがったものの見方…

 

こんな考えになったのは一体いつからなんだろう。

もう思い出せません。

 

しかし、こんな凝り固まった心がミニマリズムによって少しずつ溶けていきました。

おとぎ話のようなそんな話です。

 

乙女心がとまらない

心のゆとりが日に日に増えていき、興味関心が広がりました。

ブログ、読書、投資、

そして女子力。

 

今まで、卑屈になって抑えられていた乙女心が溢れだしました。

最小限にしたコスメ。

必要枚数になった服。

そんなモノの数と反比例した乙女心。

 

矛盾が止まらない。

でもなんか楽しい。

ドーパミンがでてます。

 

自分の心が解き放たれた感覚。(完全にヤバい奴)

 

初めての経験

良く言うと素直、はたから見たらイタイ奴に進化したアラサーです。

乙女心は増殖して、一番初めに思ったのが

「ネイルしてぇ」

 

自分の爪を美しくしたい!

この思いはもう止まらない!!

 

ってことで生まれて初めてのネイルサロンに行きました。

 

私の爪は、短くて不格好。

今までは職業柄、爪の白いところが見えるとカットしていた人生でした。

 

今の私にはネイルを拒むものは何ひとつありません。

 

オシャレで、スタイリッシュなデザイン

初めてのネイルで妄想は膨らむばかり。

 

ミニマリストですから、シンプルで無駄のないカッコイイデザインにしようかな。

大好きな星野源さんの新曲のジャケットを意識した色合いに使用かな。

 

などなど、とにかくオシャレでスタイリッシュなものにしようとサロンに向かいました。

 

 

サロンでは色とりどりのカラーサンプルが並べられ、その中から自分の好きなものを伝えました。

 

イメージトレーニングしていたオシャレでスタイリッシュなモノを選ぼう。

デザインもカラーもうんと格好よく。

 

お姫様セットのマニキュア

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最終的に私が選んだのはこれでした。

 

「月に代わっておしおきよ!」

セーラームーンの台詞が聞こえてきそうなネイルになりました。

 

オシャレでスタイリッシュとは一番離れたものを選んでいます。

 

私の中の乙女心はとどまることを知らないようです。

 

小さいころに憧れたお姫様セットのおもちゃ。

子どもが初めてのマニキュアに歓喜するようなキラキラピンク。

私の乙女心の原点はお姫様だったのでしょうか。

 

はじめてのネイルは深層心理を暴かれたような、そんな感覚でした。

 

ミニマリストは面白いです。

次はどんな経験が待っているのでしょうか。

それではまた(^^♪


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