どうも。
独身アラサーのミニマリスト・よりこです。
4月から無職と散々わめいていましたが
結局、無職だったのは4月の1日・2日だけでした。
4月の3日から派遣社員として働いております。
目次
なぜ働くのだろう
人はなぜ、働くのでしょうか。
3月で退職した前職は、会社に行くのが辛くて辞めました。
一言で言えば人間関係です。
専門性のある職種でしたから、仕事自体は楽しいことも多かったです。
しかし、それ以上に人間関係が辛くて、好きだった仕事自体も嫌になってしまいました。
こんな理由で、私は正社員を辞めました。
辞めた原因も、心と体に負担が大きかったので
しばらくはのんびりしようと思ったのですが
結局、働くことにしました。
働かざる者、食うべからず
この意味、知っていますか?
ロシアの革命家、レーニンが社会主義を実践する上で守らないといけない掟として使った言葉。
彼は新聞『プラウダ』第17号(1929年1月20日)の「競争をどう組織するか?」にて
「働かざるものは食うべからず」――これが社会主義の実践的戒律である。
と書いている。*1
働かざるものとは資産家や資本家・地主など財産をもっていて働かなくても食べていける人のことで、
食うべからず、つまりそういう人には食べ物を与えない、
食べ物が欲しければ働きなさいとの意味です。
食べ物を受け取る権利と労働の義務の結合が社会主義を実践する上で守らないといけない掟であると言う*2。
色々な事情で働けない人向けには言っていない。
のちのスターリン憲法では第12条に
ソ同盟においては、労働は、『働かざる者は食うべからず』の原則によって、労働能力のあるすべての市民の義務であり、名誉である。
と明文化された。
俗に新約聖書から引用したと言われているが、いまいちはっきりしない。
新約聖書ではテサロニケ人への第二の手紙?*3の3章10節に
働こうとしない者は、食べることもしてはならない
とある。これは当時、
教会内の一部の人々が、迫害の激化の中で終末=世の終わりを待望し、「すぐに終末が来る。いや、来たのだ。仕事をしている時などではない」(テサロニケ2: 2)と熱狂し、
教会を混乱に巻き込んでいた…
http://shinozaki-bap.jpn.org/modules/wordpress/index.php?cat=14
ようである。
キリストの降臨に熱狂してしまい、仕事をせず、自分の生活を教会の他の人々に依存していた人々がいたとのこと*4。
色々な事情で、働けない人には言ってはいけない言葉のようです。
働こうとしない人に対しての言葉らしいです。
私は働けない人なのだろうか。
働こうとしない人なのだろうか。
自分を押し殺してまでは、働きたくはないけれど、
働けないことはないような気がする。
自分を押し殺すという表現が、とても曖昧です。
肯定的に書きましょう。
自分のやりたい仕事であれば、喜んでやりたい。
その気持ちにあるということは、働けない人ではないような気がしたのです。
自分のやりたいことが明確になっていない。
しかし、いざ仕事をしようと思っても、何の仕事が自分のやりたい仕事かがわかりません。
ブログを始めましたが、到底生活できるほどの収益はありません。
趣味の範囲です。
こう言い切ってしまう時点で、ブログ飯は今の私には難しいという証明になります。
全てを捨てて、ブログだけで生活する覚悟がないのです。
では、他に何か仕事にしたいと思えるようなやりたいことはあるのか?
ないです。
しかし、食うべからずに象徴されるように
働かなければお腹がすきます。
やりたいことを明確化する間は
派遣社員で働くことにしたというわけです。
実際に、派遣社員として働いた3日間
まだ、働き始めて3日しか経っていませんが、
派遣社員として働いて感じたことを書きます。
時間がきっちりしている
勤務は5分毎の申請です。
えっと5分て…
正社員の頃は、定時に上がれるしても10分過ぎてるようなことは
当たり前で、それでも「早く帰れた!ラッキー!」と思っていました。
しかし、派遣社員の勤務時間はきっちり!!定時になった瞬間に
「お疲れ様でした。」をキメることができます。
正社員でも定時ダッシュをキメルることができる人もいるでしょうが
私にはできない事だったので、衝撃でした。
残業の確認をしてくれる。
残業がありそうな日程を予め教えてくれます。
そして、定時以外の勤務がある時は「大丈夫かな?」
と、こちらの意見を聞いてくれます。
サービス残業なんてことは、あり得ないようです。
こんな待遇受けたことがないので、戸惑っています。
人間関係は自分次第
当たり前のことを書いてるようですが、これは大きな私の気付きでした。
派遣だったら、煩わしい人間関係から解放されるのではないかと言う期待を持っていましたが、これは大きな間違いでした。
複数の人間が集まっている、と言うことは人間関係が発生しています。
しかし、「派遣社員」という看板がついてることで、
割り切りやすいということはあります。
それだけです。
私は正社員と言う看板が重くて、辛かったので
割り切りやすさがあるだけで、救われる部分がありました。
でも、結局は自分が人間関係を築いていくことには変わりありませんでした。
働くという点においては、正社員も派遣社員も同じだ
また、当たり前のことを書いていますが
私は誤解していました。
派遣社員で働くことは楽だから、働こうと思えば働けると思っていました。
やりたいことを探す間、楽で働けるからちょうど良い。
こんな風に思っていました。
待遇面では、正社員と派遣社員には違いがあるとは思います。
もちろん、良いところ・悪いところがそれぞれあり、人によってどう感じるかは違いがあると思います。
しかし、「働く」という点においては、同じだということがわかりました。
派遣社員は、責任もないから楽ちんや~
なんてことはあり得ません。
責任は派遣社員でも発生します。
どちらが楽とか、良いとかはないんだと思いました。
人それぞれ価値観が違うように、自分自身がどう働くかを選んでいるだけなんだと。
他にも契約社員、自営業、フリーランス
色々な働き方があります。経験がないので何とも言えませんが
どれが楽とか、良いとかもきっとないような気がしています。
自分自身が選択して、働く形を決めるだけ。
働くことには何ら変わりはないんですね。
そんなことを感じました。
食べていくために働くのかな?
派遣社員で働くことによって、働く形に違いはあれど
働くという点においては、どれも同じという考えにいきつきました。
でも、やはり、何のために働くのかはわかりませんでした。
食べていくために働く、ことには異論はないのですが
本当にそれだけが答えのような気がしないんですよね。
勤労は国民の3大義務のうちの一つですが
なぜ働くかについての、意味づけは明確化されていないような気がします。
このヒントがもっと散りばめられていたら
楽しく働けるのでしょうか?
自分のやりたい仕事が見つかりやすくなるのでしょうか?
なんか甘ったれたこと言い始めたので、この辺で終わります。
派遣社員で働いてる間に、やりたいことが見つかるという
甘い考えは捨てた方が良いことはわかったので
自分の人生の働き方を真剣に考えようと思いました。
それではまた(^^♪