ミニマム・エッセイ

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正社員を辞めて人生が変わった!未婚アラサー女子のミニマルライフを発信するブログです。

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もういちど南海電車に乗る日がくるなんて

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どうも。
独身アラサーのエセミニマリスト・よりこです。

はじめに言っておきます。

この記事は、仕事が嫌で南海電鉄に乗れなくなったアラサーのお話です。

南海電鉄さんには何の恨みもありません。

ごめんなさい。

 

 

1年前毎日、南海電車に乗っていた。

関西の人は南海線という言い方の方がポピュラーなのかもしれない。

南海線は大阪の難波から和歌山をつなぐ路線である。

異議を申し立てる人は多いだろうが
ガラの悪い路線というイメージが強かった。

 

毎朝、職場に行くために難波駅から南海電車に乗った。

どうでもいいが、南海の難波駅の乗り換えが遠くてそれだけで疲れていた。

すれ違う人々の顔も、いつも疲れていて余計に疲れた。

毎日どんよりした気持ちで通勤していた。

 

南海線は、空港までに行く路線でもある。

旅行に行く人や旅行帰りの人が電車にいるとそれだけで嫉妬した。

 

南海電車の乗り始めたころは、こんな悪いイメージばかりではなかったのに、

すこし思い出しただけでもこんなに暗い言葉がでてくることに、自分でも驚いている。

 

南海電車と上司

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仕事終わりに上司と同じ電車になったことがあった。

まだ部署が変わったばかりの頃で、上司とも人間関係をつくっていかなくてはと努力していた。

 

前の部署の話や、プライベートな話、当たり障りのない会話がつづく。

雑談力という本が色々と出回っているが、いざというときにそのノウハウが取り出せない。

脳内で電子書籍を見れる日がやってくればいいのに…といつも思う。

 

薄っぺらい会話の終わりは、上司が電車を降りるとき

私は難波駅まで乗り続けるのだ。



上司との会話は本当にむずかしい。

こんなことを思うのは私だけだろうかと思うが、みんな同じように思っているのだろう。

だけど、気を遣いながらも雑談を繰り返し、自分を解放し少しずつ心を開いてもらうよう人間関係を作っているのだろう。

 

本当に、すごい。

組織ではたらく人々は本当にすごい。

 


全ての歯車がずれる

ちっぽけな言葉だけど、歯車が合わなくなった。

これはもうお手本のようにずれてきた。

 

板挟みってこういうことだよね。
上司との意見の対立ってこうやって起こるんだ。
責任のなすりつけあいってホントなんだ。

 

会社でのあるあるが全てふりかかってきた。

よくあることだが、こんなに重なって自分の身にやってくるとしんどい。


私の世代はプレッシャー世代と呼ばれるようで(ゆとり世代に入れず取ってつけただけの説…)人生にプレッシャーがあるのは当然。

つまり忍耐力の強い世代と言われている。

完全に個人差のある話だが、基本的な思考は私とよく似ている。

 

会社とはツライこともある
上司から嫌なことを言われても当然だ
人間関係で落ち込むこともあるが仕事をする上では仕方ない

 

仕事ではよくあることだから、我慢してこの状況を改善していこう!そう思った。

しんどかったが、もう一度歯車を噛み合わせようと努力した。

 

南海電車に乗れない

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私の努力はすべて裏目にでた。

がんばって仕事をやればやるほど、嫌な仕事がまわってくる
上司に提案すればするほど、否定され仕事が倍になる
人間関係はもうどうにもならなかった

 

自分の力不足だから、がんばれば改善すると思った。

基本的に定時前に出勤し、仕事の準備をし、サービス残業をして帰る日々がつづいた。
休みの日は、持ち帰った仕事をこなした。

こんなのは職種がら当たり前だった。

わたしだけが特別がんばっているわけではない。もっと努力が必要とさえ思った。

 

いつものように朝早く家をでて、駅のホームで電車がくるのを待った。

いつもと同じように南海電車はやってきた。

扉があいて、あとは乗るだけだ。

 

その一歩がでなかった。

 

 

南海電車に乗りたくない。

 


仕事に行きたくない

 

南海電車に乗れなかった日。

朝早く出勤していたので、次の電車に乗って遅刻をすることもなく仕事場には着いた。

 

その日をきっかけに、いつのまにか涙が出るようになった。

 

夜寝る前。仕事場の更衣室。南海電車のなか。

仕事に行きたくない
誰にも会いたくない
南海電車に乗りたくない

 

それでも仕事には行かなければいけないから仕事に行った。

 

ある日、仕事の夢をみて泣いて目が覚めた。

 

 

これで何かがふっきれた。

 


南海電車には、一生乗らない

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ようやく体の限界を感じ、心も弱りきっていたことを認めることができた。

1年で辞めることになった。

 

最後の出勤の日、これでようやく解放されると心底思った。

正社員のキャリアがなくなることは怖かったし、今後の不安もあった。

 

でもこれで楽になれる。

南海電車に乗ることも終わった。

 

上司との会話に困った帰り道や、仕事で辛くて泣いた思い出が詰まった南海電車には二度と乗りたくないと思った。

自分を苦しめた会社のことは、自分の記憶から消去したかった。

 


正社員から派遣社員に

正社員を辞めたあとは、派遣社員として働いた。

派遣社員ときくと不安定で収入が低いというマイナスのイメージがある人も多いだろう。

しかし、この働き方が自分に驚くほど合っていた。

 

超・安定志向だったが、それが足かせになって自分を苦しめていたことに気付くことができた。

正社員だから、サービス残業当たり前
正社員だから、板挟みになっても我慢する
正社員だから、上司のいうことは絶対
正社員だから、嫌な仕事も断らない

 

ガチガチの固定概念に縛られて、身動きがとれなくなっていたのだ。

正社員をやめたことで、日常がこんなにもゆるやかに流れることを許すことができた。

今は毎日が本当に楽しい。

 

 

南海電車ふたたび

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派遣社員として働いているが、たまに外出することもある。

普段は地下鉄で行く近場の案件だが、めずらしく空港付近まで行かなくてはいけなかった。

 

もしかしてと乗り換え案内で検索すると、南海電車が鼻高々と表示された。

空港までの路線で、南海電車いがいの路線は思いつかない。

 

南海までの乗り換えは、当たり前のようにながく疲れた。

行きかう人々は疲れていて、どんよりした空気は以前と変わってなかった。
ただ笑顔の人もいた。

活き活きとした表情の人は前までは見つけられなかったのに。

 

ホームにつくと少し緊張した。
なつかしさは一切なく、ただただ心臓がざわついた。

電車がやってきた。

威張る感じもなく、腰が低い感じもなく、ただ南海電車がやってきた。

 

私もただ乗った。

南海電車にひさしぶりに乗った。
それだけ。

 

心はざわついたが、特別な感情はなにも湧かなかった。
意外と大丈夫だった。

時間が流れることで、私の感情も流れたのだろう。

これが時間が解決してくれるということなのだろう。

 

 

一生なんてことはない。そんな気持ちはいらない

 

南海電車に乗って思ったことは
「一生乗らない」「一生恨んでやる」とかいう一生は疲れるだけだからやめようということ。

 

仕事で辛い思いをしたことは事実。

しかし、その原因は誰にあったかなんかは追及しない方が良かった。

自分のせいだと自分を責めて、努力し続けた結果だったのかもしれないし

周りのせいもあるのかもしれない。

でもそんなことどうでも良い。

 

正直、自分も悪かったところはあると思う。でも周りの環境もよくなかったと思っていた。

それが「南海電車には一生乗らない」という表明だったのだろう。

南海電車はなにも悪くないし、だれも悪くない。

ただ私が仕事を辞めただけ。

 

ポジティブな決意でも、ネガティブな決意でも

一生しなければならないということはない。

いつだって変わってもいいし、新たな決意をしてもいい。

私はそう考えるとがラクになれることを学んだ。

 

 

嫌なことからは逃げてもいい。嫌な気持ちを持ち続けることはやめよう

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ここまで書いておいてだが、南海電車には本当に申し訳ない。

私の偏った考えで1年以上も乗らない宣言をしてしまっていた。

これからは南海電車も当たり前に利用する。

 

何が言いたいかというと、嫌だった仕事からは逃げてもいい。

私は辞めて逃げた。

でもつらい思い出を持ち続けるのは辞めた方がいいということだ。

南海電車に乗らなかったのは、嫌な思い出を持ち続けていたから思い出したくなかった。

 

逃げる方法はいくらでもあるし、辞めるのが全てではない。
嫌なことからはどんどん逃げて、嫌な気持ちは捨てていこう。

 

捨てたところで、その経験は自分に沁みついているものだ。
だからどんどん捨てよう。

 

私はもう南海電車に乗らないなんて言わない。

 

 

仕事で悩んでいる人の何かのヒントになれば幸いです。
それではまた(^^♪

 

 

 


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