ミニマムエッセイ

ウォーキング始めたら「歩く 効果」の検索結果まんまになった話

どうも。
独身アラサーミニマリスト・よりこです。

去年の暮れから週に1度「ウォーキング」をしています。
会社から家まで1時間かけて帰ってるともいいます。

今日は何一つ有益な情報はありません。

ただアラサー派遣OLが歩いて家に帰っているだけの話です。

 

きっかけは運動不足

2年前に保育士を辞めて運動とは無縁になった。

そもそも運動神経が存在しないタイプで、運動は嫌いだ。

 

「健康のため」と嫌いなことを好んでするようなモチベーションの高さもない。

もっぱらOLの登竜門”ヨガ””ジム”には近寄らないようにしている。

 

しかし体力の低下が著しく、休日に一日出掛けると気分が悪くなるようになった。

虚弱体質まっしぐらである。

好きなことに有効的にエネルギーを使ってこそのミニマリストが、そもそもエネルギーがなければ意味がない。

 

単純な私はついに「運動」に手を出すことにした。

 

OLの登竜門はハードルが高い

とはいえ”ヨガ””ジム”に行く勇気はない。

 

やってみたさは1ミクロンくらいはある。

しかし継続的にヨガをやっている女子の輪に溶け込める自信なんて1ミクロンもない。

溶け込もうなんておこがましい気分になる。

 

コスパの良さから”市営プール”も考えたが、こっちはこっちでエアロビクスの輪に溶け込める気がしない。

いっそ中高年のなかではアラサーという若さを武器に”マドンナ”を目指すのもありかと考えたが、自分のボディを見て我に返った。

 

わがままボディまで三千里
(そう私はフラットガール)

結局どこの輪にも入るのにかなりの努力が必要だ。(当たり前)

 

やらない理由を見つけ出すのだけはうまくなってしまった”こじらせ女子”だ。
ここらへんでやめておく。

まずは1人でできる運動ということでウォーキングをすることにした。

 

歩くって疲れるのね

初めて会社から歩いて帰った日。

本当に無知な私は、GUのパンプスで歩いた。

 

一歩一歩踏み出すたびに、直に地面を感じた。

「足いてぇ」

 

ぺたんこ靴が意外と疲れる理由を身を持って経験したのである。

 

初日はパンプスということもあり、家に着くころにはフラフラだった。

「顔がぬれて力が出ないよ~」のアンパンマン状態だ。
(途中コンビニで肉まんを充電した)

 

ただ歩くだけでこんなに疲れるのかと日ごろの運動不足を呪った。

0円で手軽に始められるウォーキングは最高の運動であると確信した。

 

歩くと気分が良くなる

学習能力の高い私は、つぎからはスニーカーで歩いて帰ることにした。
準備万端である。

2回目は帰る道も覚えてスムーズだった。

 

何よりスニーカーの歩きやすさに惚れ惚れした。
会社もスニーカーOKにしたら、サラリーマンのストレス軽減につながると本気で思う。

 

歩きやすさは正義。

 

気分が良くなったので音楽を聴いた。
ウォーキングに音楽…!

 

私リア充ではないか!意識高い!健康!

目指せヘルシー女子!!
人生で一度も食べたことのないサラダランチだって食べれそう!!

 

 

星野源を爆音で聞いてたら、公園の噴水前で走り出してジャンプしてたことに気づいた。

本当にあった怖い話である。

 

ウォーキングしながら音楽を聴くと、人間は驚くほど気分が良くなると学んだ。

これを続ければミュージカルにチャレンジする日もそう遠くない。

 

歩くと頭がすっきりする

ウォーキングをしながら音楽を聴くと、気分が良くなると学んだので”NO MUSIC”で考え事でもしてみることにした。

 

アラサーとは悩みの巣窟である。
昔の哲学者が言ってそうな言葉だ。

 

最近ようやく内向的な自分を認められるようになった。

思う存分ひとり時間を満喫し、もの思いにふけることを恐れなくなった。

 

この時間は私にとって必要な時間なのだ。

 

ひとつ問題なのは、考え事が深まると自分で抜け出せなくなってしまうことがあるのだ。

墓穴を掘るとはまさにこのこと。

例えば急に涙が出てきてしまったり。

 

自分の世界に浸り過ぎてしまう。

 

その解決策がウォーキングだったのだ。

 

自分の世界に入り過ぎそうになった時、人目がある。
ありがとう道行く人々…!!

涙が出そうになったとき(実際には出てしまった後)も人目があることでドラマのように流れ落ちる一筋の涙で止められるのだ。

 

ちょうどよい自分の世界で考え事ができる。

モヤモヤとした複数の悩みもうまいこと分解し、今考えることだけに整えられる。

継続的に体を動かしながら、考え事をするとスッキリするという理屈はきっと偉い人が解明しているのだろう。

 

ウォーキングがもたらす効果

三日坊主でおなじみの私が、ウォーキングが続いている。
週に1度のゆるいペースが功を奏した。

最近の私は始めるハードルを下げて「とりあえずやってみる」がテーマになっている。

 

いぜんより圧倒的に多くのことを始めることができたと同時に、継続する難しさも感じている。

続いていることは数えるほどしかない。

しかしウォーキングは2か月続いた。

 

その理由の1つに「ウォーキングの効果の多さ」がある。

運動の重要性に迫られて始めたウォーキングだが「運動」以外の効果がものすごいのだ。

 

 

公園でジャンプするほど気分が良くなったり

考え事がちょうどよく落ち着いたり

適度な疲労感でよく眠れたり

単純に軽い運動でリラックスできたり

 

あげればキリがないほどウォーキングの効果を感じている。

ここでふと冷静になる。

 

これは私が感じただけで他の人も同じように効果が出るとは限らない。

周りの人に「ウォーキングいいよ」と勧めるには根拠が少なすぎる。

 

疑問が出たらすぐにググるという現代人の必殺技を使ってみた。

「歩く 効果」

・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・

Googleの一覧を見ると、私は検索通りの結果が表れやすい典型的な人間だということがわかった。

 

普通の感覚ってなに?
量産型って失礼じゃない?

うがったものの見方をすることで個性を演出したかった自分を殴ってやりたい。

 

これからはもっと普通を受け入れ、素直に表現することを恐れずに生きていこう。
普通の種類もたくさんあっていいじゃないか。

典型的な結果が出ている自分が面白かった。

 

安心してほしい。
私はウォーキングの効果をお手本のように感じていたようだ。

つまりあなたもウォーキングを始めると、高確率で私と同じ効果を実感できるに違いない。

それだけの話である。

 

それではまた(^^♪

にほんブログ村

関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です