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ミニマリストになりたい独身アラサーのブログです。

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「お母さん」RPG

どうも。

独身アラサーのエセミニマリストです。

 

実家に帰省中で、驚くほど緩やかに時間が流れています。

 

 

私は三姉妹の長女です。

次女にはすでに2人の娘がいます。

 

久しぶりに帰ると姪っ子の成長に驚きます。

 

次女は看護師で夜勤もある。

ちょうど夜勤勤務ということで

突然、姪っ子2人と実家で過ごすことになった。

 

アラサー独身女子の「お母さん」RPGが始まった。

 

姪っ子のスペック

5歳と2歳の女の子。

2人とも保育園に通っている。

2人とも驚くほどよく喋る。

 

私の装備

父と母

それ以外は何もない。

アイテムは、実家に散乱しているオモチャ。

 

制限時間

16時から翌10時まで。

 

RPGスタート!

次女が夜勤に出掛ける瞬間、

姪っ子たちが泣いて大変なことになるのではと心配されたが全く泣くことなく「バイバーイ!」とあっさり別れていた。姪っ子たちはママの不在に慣れているとともに実家で過ごすことも抵抗がないようだ。

 

出だしは順調。

 

 

早速アイテムを使う。

私はオモチャ使った。

・ままごと

・お医者さんセット

・お絵かき

・アンパンマンの車

 

姪っ子2人はそれぞれ好きなオモチャで遊び始めた。アイテムが効果的に効いた。

 

2歳はままごと。

5歳はお医者さんセット。

 

ここで10分は緩やかな時が流れる。

 

私はニコニコしながら2人の様子をこたつの中に入って眺め、時々テキトーな相づちを打つ。

 

事態が急変!!

 

2歳が5歳のアイテム、お医者さんセットの聴診器を奪おうとした。2歳とは思えない力で、聴診器を握りしめる。5歳とは思えないほどの弱気な鳴き声で私に助けを求めている。

 

私は必死に呪文を唱える。

「2歳よ。5歳にアイテムを返しなさい」

 

2歳には何のダメージもなく、攻撃力を増して聴診器を引っ張っている。

5歳はみるみるHPが減っていき、泣く寸前。

 

私は次の呪文を絞り出した。

「5歳よ。2歳にアイテムを使ってあげたら?」

 

空気が止まった。2歳の攻撃の手が止まったところで、私は更に呪文を唱える!

 

「ほら。2歳のお腹が痛いみたい。ポンポンしてみたら」

 

効果抜群!!!!!

 

2歳は呪文にかかり。攻撃の手を緩め、自分のお腹をだして5歳の聴診器にポンポンされるのを待ち始めた。5歳も泣き顔から笑顔に戻り2歳のお腹にアイテムの聴診器を当てて遊びが続行。

 

 

私はレベルが1上がった!!

 

2人のケンカを収めることに成功した。

 

 

そこから遊びはしばらく続いたが、お医者さんごっこはエスカレートした。お腹のポンポンでは満足できなくなったようで、2歳はお尻を出し始め、5歳も笑い転げながら聴診器を生尻に当てている。

 

カオスな空間。

 

呪文のかけ方は難しいと実感。

 

ここまででまだ15分も経っていないから先が思いやられる。

 

私はただこたつの中にいるだけなのにHPの減りは半端ない。私の装備としての母が台所で夕飯を作ってくれている。世の中のお母さんは、こんなカオスな空間を見守りながら夕食を作っているのか。

 

レベル高すぎだろ。

 

 

 

そのあとはお絵かきをした。5歳は上手に紙の上に水星ペンで思い切り自由を表現している。決して紙の上からはみ出していないのだが、手が驚くほど汚れている。

 

なぜだ。

 

どんな魔法を使ったのか。こんな近距離なのに分からない。こいつは末恐ろしい魔法使いになるぞ。2歳はクレパスで、筆圧も弱めで可愛く描いている。一筆描き終わるたびに謎の呪文を解き放つ。

 

「じゃーーん」

 

私も負けずと呪文を解き放つ。、

 

「上手やね」

 

「じゃーーん」

 

同じ呪文が帰ってきた。ベストアンサーでなかったようだ。

新しい呪文を考えた!

 

「何描いたの?」

 

「アンパンマン!!」

 

ベストアンサーを見つけることができた!!

 

 

私は見事レベルを上げることができた。

 

 

HPの減りの割には、なかなかレベルが上がらない。お母さんってHPどんだけ持ってんだ。回復魔法使いまくっているのか?!謎は深まるばかり。

 

 

父が帰ってきた。

私は装備を使う。

 

 

5歳はここにきて頭が痛いと不調でこたつで寝始めた。私は5歳を見守り、装備の父に2歳を風呂に入れてもらう。私は装備無しでは、この難関をクリアすることはできない。

 

5歳は眠りに落ちた。

私もようやくHPを回復するために、スマホをいじり始める。この回復も装備の父がいなければ、できなかった。

 

束の間の休息。

 

5歳が泣き始める。頭が痛いと泣いている。

 

私は台所で夕食の準備をしている母に助けを求める。装備の母は体温計を取り出し、熱を測りながら、背中をさすって5歳をなだめている。私は見ているだけ。熱がないことがわかると、次女に連絡。

すぐに5歳に呪文を唱える。

「熱はないから大丈夫。しばらく寝ておきましょう。頭冷やしたら良くなるよ」

ケーキによくついている小さな保冷剤をアイテムとして枕にそっと敷いた。5歳は少しずつ泣き止み、目を閉じた。

 

効果は抜群だ。

 

 

私は無力な自分を突きつけられダメージを受けた。

 

すぐに次のモンスターがやってくる。

2歳がお風呂を済ませて、上がってきた。

 

母は手慣れた手つきで服を着せて、台所へ戻っていった。

 

この短時間に起こったことは何だったんだ。

私は何もできなかった。

 

再び私は風呂上がりの2歳と頭痛で寝ている5歳を見守ることになった。

夕食までの時間、私は奥の手を使った。

アンパンマンの録画だ。

ポチっとテレビをつければ、みるみるうちに2歳は釘付けで静かな時間が流れた。ホッとするとともに罪悪感に苛まれた。静かなひとときの為にテレビを使ってしまった。アイテムとしては効果抜群であるが、これが正しい選択なのかはわからない。

 

ほんの少しの静かな時間の間に、夕食が食べられるように片付けを始めた。何度もいうが「お母さん」は夕食も作りながらこれをやっている。レベルたけぇ。

 

装備としての母が夕食を作ってくれたので、食事の時間になった。頭痛で寝ていた5歳も目を覚まし「痛くなくなった」と回復した様子だ。子どもの体調はこんなにコロコロ変わるのか。アイテムも魔法も使いまくらなければならない。

何はともあれ体調が良くなって安心した。

2歳と5歳はそれなりに自分でご飯を食べてくれたので助かった。早々に満腹になったようで、遊び始めた。私と父と母は、ようやく食事がとれる。食べているが、隣でワーキャー騒いでいるのでゆったりとした食事とは程遠い。しかし、賑やかで楽しい。変な気持ちだ。現象としては、ゆっくりと時が流れていないのだが、心が穏やかである。

 

賑やかすぎる食事を済ませて、ようやく就寝タイムだ。しかし、2歳と5歳は私と布団に行くことを激しく拒否した。装備の父と母と布団に入ることを望んだ。私は1人こたつに入り、父と母に寝かしつけを頼んだ。どんな魔法やアイテムを使って、2歳と5歳を眠りにつかせるのか興味はあったが、それよりもHPの減りが早すぎて自分を回復させる方が先決だった。少しの寂しさと安堵感のなか、こたつの中に潜り込んだ。目を閉じてから眠りにつくには時間はかかっていないと思う。時刻はまだ20時だというのに。

 

私は2時間後に目を覚ました。装備の母はテレビを見ている。父はそのまま2歳と5歳と寝たようだ。母と少し世間話をしてから私は布団で眠った。

 

1日目の私の記録

レベル2 

HP:残り半分

装備:父と母大活躍

アイテム:奥の手まで使い切った

 

セーブしてもしなくても良いぐらいの記録しかないが、せっかくなのでセーブしよう。レベルを上げるにはかなりのHPを消耗することだけは学んだ気がする。

 

2日目スタート!!

早朝から泣き声で目覚める。朝6時半の出来事だ。はえぇ。私は布団で寝たフリをする。すると装備の父が2歳をなだめている。装備の母はすでに起きていて朝食の準備をしている。しばらく格闘したのち、父は2歳とこたつのある部屋に移動し、5歳も後をついていった。私は寝たフリをキメこんだが眠れるはずもなく、10分後に今起きたような素ぶりでこたつある部屋に行った。2歳はすでに機嫌もよくなっていて「おはよう!」と可愛すぎる挨拶をくれた。

 

いきなり、HPが増えた!

寝たフリをした自分が恥ずかしいぜ。朝からこんな癒しの挨拶をくれてありがとう。朝食は母が用意してくれていた。昨日は自分で食べていた2歳だったが寝起きのためか今日はぼんやりしている。私がご飯を口に持って行くとパクッと食べた。

凶暴なモンスターを手懐けた。

 

可愛い。

 

私が運んだ食べ物をモグモグと食べている。これだけで嬉しい。

 

そのあとは何事もなく時間が流れ、あっと言う間に夜勤明けのママが迎えに来た。

 

「お母さん」RPG終了!!

2日目はHPが一瞬増えたが、特にレベルが上がることなく、町の中を探索しただけで終わってしまった。いきなり始まったRPGだが意外とすぐに、終わってしまった。攻略法も見つからなければ、レベルも上がらなかった。一面もクリアできなかったから面白くもなかったが、ゲームをした楽しさは残った。

 

そこで楽しさとともに、感じたのは私は"逃げ恥のゆりちゃん"だと言うことだ。

 

 「私の場合は、みくりがいたからね。娘がいる気分を味わえちゃったのよねぇ。最高よ、責任取らないでひたすら可愛がるだけ・・・でもそのかわり、深い喜びは知らないのかもしれない」

 

私は、RPGでお母さんを体験するだけ。可愛がることができるのは責任がないから。その代わり所詮はRPG。ゲームの世界しかお母さんは体験できない。深い喜びが何かもわからないが、ゲームの楽しさは感じることができる。

 

 「誰もがすべてのことを深く知るのって無理だと思わない?誰かが知っていることを誰かが知らなくて…そうやって、世界は回っているんじゃないかしら・・・」

 

私はRPGの中で「お母さん」を体験してもいいのだ。そうやって世界はまわってるんだから。体験することで世の中のお母さんのレベルの高さを知ることもできたし、装備やアイテムの重要性も感じることができた。マジすげぇ。って。

 

夜勤明けで帰って来たママが2歳と5歳に声をかける。

「ほらエセおばちゃんにありがとう言いなさい」

 

私は食い気味で言う。

「エセおばちゃんじゃなくてエセちゃんって呼んで!!」

 

私は伯母であるがおばちゃんと呼ばれたくないのだ。

これもまた、"逃げ恥のゆりちゃん"の気持ちがよくわかる。

自分ではおばちゃんだと口走ることはあっても、人から言われるのは嫌だ。

まだ受け入れられないんだろうなー。

 

 

たまにはRPGも悪くないなと思う独身アラサーなのでした。

それではまた^_^

 

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